商品に形のないサービス業界はインスタグラムと相性が悪いと思われがちです。

しかしインスタグラムの運用に成功している事例は多くあります。

今回はサービス業界のインスタグラム活用事例や、成功のポイントについて解説いたします。

 

サービス業界のインスタグラム活用事例7選！

インスタグラムの運用に成功している企業アカウントには、UGCやハッシュタグを活用している企業が多くみられました。

商品に形のないサービス業界ならではの方法でユーザーの目を引くような工夫をしている事例を紹介します。

 

1、キッザニア東京

https://www.instagram.com/p/Bws4brHJ_YL/?utm_source=ig_web_copy_link

キッザニア東京のインスタグラムアカウントは、アカウント開設時に「いいね＆フォローキャンペーン」を実施し、多くのフォロワーを獲得しました。

キッザニア東京が行ったキャンペーンは、いいねとフォローをすればキッザニア東京のアトラクションのチケットが抽選で当たるというものです。

フォローやいいね！に関するキャンペーンは、サービスをさらに知ってもらったりファンを増やしたりするうえで有効な手段であると言えます。

実際にキャンペーンの投稿には6000件を超えるいいね！が集まりました。

 

2、スタジオアリス

https://www.instagram.com/p/CIFjfuAJ-ps/?utm_source=ig_web_copy_link

 

スタジオアリスのインスタグラム活用事例の特徴はUGCを活用している点です。

UGCとは、ユーザーによってつくられたコンテンツのことを言います。

商品やサービスについてのSNSでの投稿や、ブログでのレビュー記事がUGCの一例です。

スタジオアリスでは、ユーザーが撮影しインスタグラムに投稿した実際の撮影風景や写真を引用しています。

UGCを活用することで親近感や共感が生まれ、サービスをより身近に感じてもらえるようになります。

 

3、ライザップ

https://www.instagram.com/rizap_official/channel/?hl=ja

 

ライザップのインスタグラム活用事例のポイントは、IGTV機能を活用している点です。

IGTVとは、インスタグラムの動画投稿機能の一つで、最大60分の動画を投稿することができる機能です。

ライザップの公式アカウントではIGTVでトレーニング動画が投稿されており、動画を見ながら家やジムなどで実践できるようになっています。

また、ハッシュタグには「#筋トレ女子」「#ボディメイク」などが使われている点も一つの特徴です。

ハッシュタグを活用することで、ターゲット層のユーザーからのアクセスが期待できます。

 

4、楽天トラベル

https://www.instagram.com/p/CIEzDKOAiE2/?utm_source=ig_web_copy_link

 

楽天トラベルはハッシュタグを活用したフォトコンテストでUGCを集めました。

「#楽天トラベル映えフォト」のハッシュタグを付けて、ユーザー自身が撮った写真を投稿するというものです。

このキャンペーンでは最優秀賞に選ばれた方に楽天ポイント10,000ポイントがプレゼントされました。

このキャンペーンには1.9万件もの投稿が集まっています。

楽天トラベルのインスタグラム活用事例のように、ユーザーがハッシュタグを使用することで公式アカウントに掲載されることがあるなど相互にメリットがある点が成功のポイントです。

 

5、清水寺

https://www.instagram.com/feel_kiyomizudera/?hl=ja

清水寺のインスタグラムアカウントは、統一感があるギャラリーが特徴です。

清水寺の日本庭園や数百年前につくられた仏像、四季折々の清水寺の風景をプロのカメラマンが撮影しています。

色や雰囲気が統一されているため、洗練された印象を与えます。

UGCやハッシュタグを用いてユーザーとコミュニケーションをとるのではなく、ビジュアルを重視した魅せるインスタグラム運用をしている事例です。

 

6、クラシル

https://www.instagram.com/kurashiru/?hl=ja

 

クラシルでは、ストーリーズをうまく活用してユーザーの関心を集めています。

クラシルのインスタグラム活用事例の特徴は、日常的にストーリーズで投稿しているレシピをハイライトで見やすくまとめているという点です。

本来、ストーリーズは24時間で見られなくなってしまいますが、ハイライトにまとめることでいつでも見返すことができるようになります。

「スイーツ」「おつまみ」「朝ごはん」など、カテゴリごとに分かれているのでレシピを探す際にも便利です。

もう一つの特徴は一つ一つのストーリーズにはホームページへのリンクが貼られている点です。

「もっと違うレシピを見たい」というユーザーのサイトへの導線をスムーズすることで、サービス業界のインスタグラムアカウントの本来の目的であるファンの獲得や商品の販売、サイトへの訪問を促進しています。

 

-7、7、帝国ホテル

https://www.instagram.com/p/CIpfMyzlABX/?utm_source=ig_web_copy_link

 

サービス業界で海外のユーザーを意識した運用をしているアカウントとして知られているのが帝国ホテルです。

投稿のキャプションには、投稿内容に合わせて料理や客室プランなどが詳しく紹介されています。

ハッシュタグは日本語のほかにも英語、繁体字、簡体字、韓国語で記載されている点は帝国ホテルのインスタグラム活用事例の特徴です。

ハッシュタグにターゲットとする国の言語を使用することで、海外からのアクセスの増加が期待できます。

 

サービス業界のインスタグラム活用事例から分かった3つの成功ポイント

サービス業界に携わる7つの企業のインスタグラム活事例から、以下の3つの成功ポイントがわかりました。

 

・UGCを活用する

・キャンペーンで新規ユーザーを獲得する

・ハッシュタグや統一感でブランディングを行う

 

サービス業界がインスタグラム活用をする際にうまく活用すべきなのはUGCです。

UGCを活用することで、ユーザーの共感や親近感が得られ、ファンの獲得に繋がります。

ファンの獲得という点では、キャンペーン開催も有効な手段です。

キャンペーンが企業を知るきっかけになるほか、公式サイトへの入り口になることもあります。

また、ハッシュタグや統一感は企業の独自性を出すことができるため、ブランディングに有効です。

上記の3つの成功ポイントを組み合わせれば、フォロワーやファンの獲得に繋がります。

 

インスタグラムはサービス業界にも有効なメディア！

インスタグラムは商品に形がないサービス業界とは相性が悪いと思われがちです。

しかし、キャンペーンやUGCの活用など、やり方を工夫することで販売促進やサイトへの訪問数をアップさせるための有効な手段となります。

成功ポイントや活用事例を踏まえたうえで、インスタグラム運用を行っていきましょう。

 

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