視聴者の満足度アップ!YouTube動画にチャプターを設定する方法
YouTubeに10分以上ある動画を投稿する方は、動画の視聴維持率が安定しないと嘆いている方もいるのではないでしょうか。
視聴維持率を高めるために、「チャプター機能」がおすすめです。
チャプター機能を活用することで、視聴維持率を高めるだけでなく、視聴者の満足度をアップが期待できます。
本記事ではチャプター機能の設定や気を付けるべきことについて詳しく解説をします。
チャプターとは?
チャプター機能とは一体どのような機能かを簡単に説明しましょう。
チャプター動画とは、1本の動画をセクションごとに区切るための便利な機能です。
長時間の動画を視聴する際に、チャプターを設定していると視聴者はみたいセクションから飛ばして視聴することが可能になります。
さらに、動画投稿後の視聴維持率の分析もしやすくなるため、どのセクションで視聴者が興味を持ったのか、逆に離れてしまったのかの分析をおこなうことも可能です。
見たいシーンにすぐに辿りつけることで、視聴者の動画離脱を避け、長時間の動画でも視聴されやすくなります。
チャプター設定の手順
チャプターは正しく入力しないと反映されません。
動画投稿する際は、次の手順でしっかり反映するようにしてください。
手順1 開始時間を設定
チャプター設定を行う際に、タイムスタンプを設定します。
タイムスタンプとは、時間のことを表し、チャプター設定ではとても大切な指標です。
まずは動画の概要欄の説明をクリックし、
好きな場所にチャプターを設定します。
この時、
このような形で、概要欄がチャプターごとに設定し改行されていることを確認してください。
まずはチャプターの開始地点00:00:00から開始します。
この時、タイムスタンプを半角で入力しておく必要があります。
全角のまま入力をすると、タイムスタンプが反映されないので注意が必要です。
手順2 項目ごとに時間を入力
タイムスタンプの設定が完了した後は、タイムスタンプの後ろに項目を記入します。
項目を入力する前に半角スペースを入れて、文字で説明をしてください。
半角スペースが入っていないと、タイムスタンプが反映されないため注意が必要です。
具体的に説明をしていきましょう。
例えば15秒までを「オープニング映像」その次の項目を1分20秒から「テーマ説明」で解説をしたいとします。
この時のチャプター設定は、
00:00:00 オープニング
00:01:20 テーマ説明
となります。
さらに、テーマ説明の後に、「おすすめ商品紹介」という項目が3分頃から始まるのであれば、
00:00:00 オープニング
00:01:20 テーマ説明
00:03:00 おすすめ商品紹介
となります。
このような形で、空白がないようにセクションを作っていきます。
ただし、設定をしても反映されないケースがあります。
反映されない場合は以下の通りです。
・3つ以上の項目がない
・10秒以内にタイムスタンプが設定されている
・投稿時間とタイムスタンプが合わない
このような場合はチャプターが設定できていないので、注意が必要です。
手順3 動画で確認
タイムスタンプを設定した後は、実際に反映されているかを動画で確認します。
動画の概要欄を開き、タイムスタンプが青く表示されていればチャプター設定が成功です。
文字が青く変化していない場合は、何らかのミスが考えられます。
無事に反映されているか、必ず投稿後に確認をしてください。
チャプターに向いているコンテンツ
チャプターに向いている動画は、視聴時間が10分以上の動画です。視聴者が途中から見る可能性も考えられるので、チャプター設定しておきましょう。
セミナー形式の動画や、情報を伝えるHow To動画でもチャプター設定が有効です。
長時間かつ情報を伝える動画には、必ずチャプター機能を活用してください。
一方で、チャプターを設定できるものの、不要な動画もあります。
3分以内の短い時間で完結する動画であればチャプターを設定する必要はありません。
ただし、短い動画の中でも、視聴者に知ってもらいたい情報を紹介する場合や、視聴者に動画の全体構成を知ってもらいたい場合は、チャプター設定をしてください。
短い動画でチャプター設定をする場合は、あまり細かく設定すると、かえって視聴者が見づらいと感じてしまう恐れがあります。
短い動画でチャプターを設定する場合は、重要な箇所を3つに区切って設定するように心がけてください。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめます!
・チャプター設定は視聴者の満足度を高める
・長尺の動画やHow To動画ではチャプター設定がおすすめ
・短い動画ではチャプター設定をする必要はない
・短い動画でチャプター設定をする際は、全体構成を知ってもらうなどの目的を持つ
視聴維持率がなかなか伸びない場合は、動画投稿する際にチャプター設定をおこないましょう。
チャプター設定をすることで、視聴されやすくなる可能性が高くなります。
既存の投稿動画にもチャプター設定をおこなうことは可能なので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?